favorites of rw7u9x
何が起きたか理解できなかった |
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あえて言おう
ウィーン楽友協会、バカ過ぎる
Post card "Carl Czerny"(1枚1EUR)
http://www.musikverein.at/shop/shopartikel.asp?kategorie=7
すごいよ
すごすぎるよ
いろいろ誤魔化されてるけど要するにキャラグッズだよねこれ
どんな需要があるんだか私にさえ理解できないよ
クレジットカードで買えちゃうっぽいよ
100枚買っても100EURだよ
ビーバ博士がんばりすぎだよ
Carl Czernyをどうやって伏字化すべきか |
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とりあえずチェルって言っとけばいいのかな
ところでSchindlerの墓を探していたところマジでボッケンハイム(フランクフルト)にありそうなんですがどうすればいいでしょうかガクブル
Schindler, Anton (1795-1864) Biograf Beethovens - Bockenheimer Friedhof
http://www.fester.de/friedhof/namen_az.htm#s
番地が記述されていないってことはちっちゃい墓地なのか
それとも遺体の行方が分かんなくなっちゃった系なのか
もう今夜はママと一緒じゃないと眠れません
返信したら何故かエラーが出るのでこっちに |
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>x2tw2sさん
ご返信ありがとうございます!
確かに陳腐化するかもしれないですね(笑)。腐女子=なんちゃってバイ的な描き方はくれぐれも避けてほしいところです。でも、オタク女子を素材にした松浦理恵子の「ナチュラル・ウーマン」という先鋭的前例もあることですし、今だからこそ、危険を承知でトライしてほしいとも思ってます。
このブログが天国のように使いやすい件 |
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今週のLの世界
・マリーナ様鬼畜だよマリーナ様
・シェーンのようなイケメンキャラには今後のヘタレ化を是非とも期待してしまう罠
・ベットには女というより男の生き様をみるような妙な負のリアル感があるよなー
・浮気した彼女に出て行けと言えるティムは立派
・誰かひとり嫁にできるならアリスがいいと思っている私はたぶんマイノリティー
語弊があるかもしれないけど、このドラマって、「トレンディ路線の恋愛モノ」としてのばかばかしさを多分に持ってるような気がする。もちろん、そういう女性誌的感性(=いわゆる「スイーツ」っぽさ)をセクシャルマイノリティーの世界にポップに投入したところがこのドラマのすごさなのだろうけど、日本でもし女性セクマイのフィクションドラマを作るとしたら、やっぱり、スイーツ系よりもオタク系のコミュニティを主軸にする方がピンとくるんだよなあ。キャラのひとりに腐女子がいないと始まらないでしょう、日本の場合は。
夢から覚める夢 |
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夢 無限ループって怖くね? |
今日は夢から覚める夢から覚めた。
言い換えると、今日は夢を見てる夢を見てた。
な・・・何を言ってるのかわからねーと思うが(ry
最初何かの夢を見てたけど、途中で目が覚めてしまって
その夢に戻りたくて二度寝したりして。
無事に終わりまで見届けて、今度こそ起床。
漫画みたいなおかしな話だったなーなんて思いながら
日常生活が始まって、しばらくして目が覚めた。
“それ”も夢だった。
言うなれば全部夢だったんだけど、
夢を見ていた“その世界”は、夢じゃないような妙な気分。
なんというか、漫画みたいなおかしな話だよね。
・・・あれ?
テキトーさと安さが売りのカラマパロ |
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どうせならもっとラノベっぽい文体でやりたいよね。あんまラノベ読んだことないので真似ようがないのですが……。
「悪霊」は「ニコライ・スタヴローギンの憂鬱」な感じでイケると思う(まんま過ぎる)。キョン文体のアントン・G氏を想像したらピロシキ噴いた。
ニコライ「ただのロシア人には興味ありません。この中に自殺志望者・ロシア原理主義者・ニヒリスト・自称革命家がいたら、 私のところに来なさい。以上」
シャートフ「禁則事項ですv(はあと)」
キリーロフ「このロシアを統括する人神統合思念体によって造られた対形而上生命体コンタクト用スーサイド・インターフェース、それが私」
ピョートル「んふっ、困ったものです」
シャートフだけちょっと努力すれば普通にできるぞこれ。
Scene3:2002年7月21日東京・原宿→世田谷/「カラマーゾフの兄 弟」現代パロディ |
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カラマパロ |
※Q:下男V系設定の根拠を教えてください
A:給料を服と整髪料代にぜんぶ使っちゃうギター青年という原作設定があるから
Q:田園調布って大田区なんですが……
A:mazide!世田谷区だとばかり思ってました
約束の時間になっても、弟は原宿駅前に現れなかった。携帯電話も一向につながらない。社会学の実地調査にはもってこいの場所だが、キャッチ目的の男たちに混じって人混みを物色するのも気が引ける。どうしたものかと思ったところで、真っ赤な外車がすうと目の前を蛇行して、止まった。
「弟様がお待ちです」
出てきたのは若い男だ。車のボディがやけに反射するせいで、顔はよく窺えない。この暑いのに黒スーツに身を固めており、宙に尖らせた銀髪と、耳にじゃらつく胡散臭いピアスがやけに目立つ。むろんこの界隈では珍しくもないいでたちだが、バブリーなベンツとの取り合わせは異様だ。おまけに、この俺に向かってバカ丁寧なお辞儀をする。
「車にお乗りください」
「待ってくれ。これはどういうことだ。おまえは誰だ。弟はどこにいる?」
「申し遅れました。私はお父上のホームヘルパーです」男は答えた。ハスキーな声だ。「弟様から伝言をことづかって参りました。すぐに来てほしいと」
「弟から?」
「時間がございません。お乗りください。弟様のところまでご案内します」
なるほど、こいつが兄貴の言っていた「キモいV系」か。しかし、いくら不可解な弟とはいえ、こんな素性の知れないやつを俺のところまで呼びにやるとは尋常じゃない。畜生、何か厄介ごとに巻き込まれそうな予感がする。
「分かった」俺はため息をついた。「でも、運転は俺がする。道を教えてほしい」
「……左ハンドルはお慣れですか?」
慣れているわけがない。V系男の誘導に従って、俺はしぶしぶ助手席に腰を下ろした。カーオーディオから細々と流れていた音楽を切り、男は車を発進させた。駅前交差点の若者たちが物珍しそうにこちらを見ている。このド派手な車じゃ無理もない。芸能人が乗っているとでも思っているのだろう。
表参道を脱出すると、車の速度は快適になった。V系男はまったく口を利かないが、運転は悪くない。見てくれは珍奇だし、親父に雇われている理由がさっぱり分からないが、多少はまともな奴かもしれない。
「さっきの音楽」俺はオーディオを指差した。「あれ、V系バンドってやつ? かけてほしいんだけど」
返事はなかった。あまりに間がもたないので、俺は窓の外に目をやる。久々の東京の車窓だ。どうせなら腹をくくってスターバックスコーヒーの出現回数をかぞえるしかない。もう声をかけたことすら忘れかけた頃、V系男は、ぼそりと言った。
「ヴィジュアル系なんて下らないです」
その言葉の意味を解するために、今度はこちらが黙らなければならなかった。腕を組んで、五分ほど頭をめぐらせる。このストレートな突っ込みはある種の負けだったかもしれない。
「……なら、どうしてそんな格好を?」
V系男の顔かたちは未だよく見えない。バサバサした銀髪が邪魔だ。ちらと横顔を見やると、青ざめた唇だけが人形のように動いた。
「勝ち組とはちょっと話すだけでも腹立たしい」
「え?」
俺は椅子から跳ね起きた。何を言ってるんだ、こいつ。
「勝ち組とはちょっと話すだけでも腹立たしい」
二度目。背筋に鳥肌が立つ。気持ちの悪い奴だ。こんな男の運転する車に乗っている場合じゃない。赤信号になったら降りてやろうと、鞄を抱えてスキを狙ったが、車は一度もスピードを緩めないまま、世田谷区に突入した。
Scene2:2002年7月20日東京・麻布/「カラマーゾフの兄弟」現代 パロディ |
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カラマパロ |
※わたし社会学とか社会学の学閥事情とかぜんぜん知らないのでそこんとこサーセンw
麻布十番の駅に着いても、俺の動揺はまだ癒えなかった。K大の恩師もとんだ飛び道具を出してくれたものだ。絶対にあけるなと言われた書類が、手になじみのある厚さだったので、おかしいとは思っていた。休日の土曜日なのに、T大学の老教授が、わざわざ研究室で出迎えてくれたのも不思議だった。だが、鋏で切った封書の内から、自分の書いた修論の草稿が出てきたときには、さすがに息が止まるほど驚いた。教授は、俺の顔をしげしげと見て、君には女子学生のファンがいっぱいつくだろうねと言って笑った。
「君の先生から、話は伺ったよ」教授はうなずいた。「修士卒で、しかも我がT大学の助手として迎え入れるのは異例の好待遇だ。そのことは分かっているね?」
「教授!」俺は叫んだ。「私はアカポスを望んでいるわけでは……」
「才能を無駄にするな。社会学者の旬は短い。君はこの21世紀初頭の現代日本でこそ生かされるべき人材だ」教授はきっぱりと言った。「あと二年で、私は退職になる。それまでの一年は、私の助手として勤めてもらうことになるが、その面倒に耐えてくれたら、君にこのポストを譲るよう方策を練ろうじゃないか。来年の春、ぜひ、この研究室でまたお目にかかりたいね」
自分は学者の道に進むつもりなんてない。一流企業に勤めるつもりも、親父に頭さげて会社を継ぐつもりも、気取ったフリージャーナリストになる気もない。修士課程を終えたら、貯金をごっそり抱えて、東南アジア諸国を歩いて回るんだ。あんたたち老社会学者が、現代の若者の典型像としていつもバカにしている「自分探しの旅」というやつだ。それの何が悪い。そう言い返してやれなかったのは何故だろう。麻布の閑静な住宅街を歩きながら、小さな自己嫌悪と共に空を仰ぐ。前方にそびえる工事中の円柱ビルは、たぶん、六本木ヒルズだろう。まったく、兄貴の婚約者とやらは、ずいぶん羽振りのいい場所に住んでいるものだ。
いくら名門のO女子大学で学んでいるとはいえ、どうせ頭のふわついた、ちゃらちゃら遊びまわる女子大生なのだろうと思っていた。高級マンションの最上階、玄関口に現れた娘は、年の割に大人びた、驚くほどの落ち着き払った風情の美人だった。俺が口を開こうとすると、お兄様から話は伺っております、まさかあの有名な批評家にお会いできるだなんてと、彼女は切れ長の眼を輝かせた。
「なかなか意欲的な卒論になりそうですね」
淹れてくれた紅茶を啜り、彼女の卒論計画書に目を走らせながら、俺は言った。決してお世辞ではなかった。地下鉄サリン事件をテーマに選ぶ学生は少なくないが、面倒なフィールドワークをきちんとこなそうと計画する者はあまりいない。まして、女子大学の学生としては稀に見る野心だ。
「私も、最初に書いた社会学の論考はこの事件を素材にしたものでした」
「ええ。K大のデジタルアーカイヴで拝読しました。その論考も引用させていただくつもりです」
「大いに叩いてくれるといい。あれはかなりの若書きだから」俺は笑った。「しかし、何かと奇遇ですね。まさか社会学を専攻されているとは」
「はい。……本当は、院に進みたいと考えていまして」
「あなたなら、実力としては充分でしょう。語学試験さえ通ればT大だって……」
「でも」彼女は目を伏せた。「……お兄様との、縁談のお話もありますし」
そうだった。俺としたことが、とんだ間抜けだ。学問の話がはずんだせいで、自分がここに来た目的をすっかり忘れていた。
「兄は……」
「お兄様は」彼女は言葉を重ねた。「とても男らしくて、優しくて、素敵な方だと思うんです。でも、でも……私、この結婚が本当に正しいのかどうか分からないんです。それに、あの方も、あまり、この結婚に積極的なようには思えないんです。どうか、ご存知なら、教えていただけませんか。あの方は、私との縁談のことを、いったいどのようにお考えなのかしら」
「兄は……」俺は繰り返した。彼女のすがるような目と視線が合って、息が止まった。「兄……いや、私に申し上げられることはこれだけです。あなたのような聡明な若い女性を妻に持つだなんて、兄は分不相応なほどの幸せ者だと」
「本当でしょうか?」
「本当ですよ。あんな荒くれの兄貴ですが、どうか、幸せにしてやってください」俺は深くうなずいて、紅茶をごくりと飲んだ。自分の胃の底に浮かび始めた第三の感情には、当面、気づかないふりをしていたかった。
Re: エネルギー的な意味で